国勢調査 その3 「いよいよ問題の回収だ」

その3

10月△日

そんなワケで国勢調査なのだ。
何度も必死に調査票を配りまくったが、それでも5~6世帯はとうとう一度も会えなかった。
訪ねる度に連絡メモを入れ、数人は電話を貰えた。
結局3世帯が不在のまま調査票を置いてきた。う~ん、ここまで行くと、そのたった3世帯が何だか悔しい。
根は真面目なのだ、わたし。

そしていよいよ問題の回収だ。
誰に聞いても、これが集まらなくて大変なのだと言う。
約束した日、初回は約半分が回収できた。
まぁ、こんなものだろうね。上出来でしょ。
そりゃ急な予定だって入るだろうし、不在も仕方がないでしょう。
「○月×日、△時頃回収にうかがいましたが不在でしたので・・・なんたらかんたら」のメモを置いて再度、あるいは再々度トライだ。

このあたりで異変が起きてくる。
何人か、配布時にとても悲しくなっちゃうような対応をしていた人たちの態度が、すっかり変わっているじゃないか!?

「あ、いや、昨日はすいませんでしたぁ。忘れちゃってて…。はい、これ。。。どもども、ご苦労様~」
あらぁ~?何だかみんな気を使ってくれたり妙に低姿勢になっているぞ?どして??
う~ん、やっぱり私の常に謙虚でにこやかな対応にみんな心を開いてくれたのだろう。。。
・・・なワケはなくて、恐らく理由はこうだ。
「っち、面倒くせーなぁ、忙しい時間に来やがって」と思っていた人達も、とにかく約束した回収日時をすっぽかした事実が頭に引っかかるのだ。
「あら、やべ、、、こんなに何度も足を運ばせちゃったぜぃ(汗)」という負い目が深層心理に働いているのではないか?
しかも「とんでもない、お忙しいところありがとうございます♪」と嬉しそうに言われちゃ、「悪かったなぁ」って気持ちにも少しはなるのかもネ。
こっちも「あんにゃろ、一生忘れないからな!」と一瞬でも思ったことをちょっと反省。

下町だからだろうか?何だかんだ言って回収も順調じゃないの。
新宿あたりの話を聞くとまた全然状況は違うらしいけど。
地域によっては不法滞在の外国人も多いみたいだしねぇ。。。
そりゃ集まらないよね。
良かった、ここに生まれて。
そんなこんなで現在未回収、残り3世帯。

つづく

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック